サイトのリニューアルや運用効率を上げたい方必見!おすすめのECサイト構築システムの最新情報を比較形式でご紹介!

サイトをリニューアルしたい!ECサイト構築時の注意点とは

公開日:2020/08/15  最終更新日:2020/07/27

ECサイトは一度作成したら終わりではなく、デザインやシステムを時代に合わせて更新していかなくてはなりません。今回は、古くなったECサイトのリニューアルをお考えの企業様に向けて気をつけておきたい注意点をお話します。

ECサイトの目的を明確にする

ECサイトをリニューアルするときには、まず目的をはっきりさせましょう。機能を盛り込みすぎて予算を超えてしまうというのはよくある話ですが、最終的にどのような効果を期待しているのか明確にすることで内容が絞られ予算オーバーを防ぐことができます。

また、目的を設定するときのポイントは「売り上げアップ」「集客を強化する」といった曖昧なものではなく「売り上げ20%アップ」「集客率30%増やす」というように具体的な数値を絡めて設定することです。数値化すればごまかしがきかないのでより実現性の高い目的設定になります。重要業績評価指数であるKPI(Key Performance Indicator)を決めましょう。

そのためには、リニューアル前サイトの問題点と改善方法を知ることも必要です。現状を分析、把握するのに便利なツールである、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソール、ヒートマップなどを使用すれば、何をどの程度改善すれば良いのか明らかになるはずです。お客様と運営者両方からの視点で考え、特にアクセス数、売り上げ、会員数に注目してみましょう。

売り上げがアップするECサイトを目指す

せっかくECサイトをリニューアルしてもお客様にとっての利便性が悪くなってしまっては、意味がありません。アクセス数や売り上げが減ってしまわないように注意してリニューアルをおこないましょう。今よりも売り上げが向上するサイトにするためには、改めてUX(ユーザーエクスペリエンス)の改善やコンテンツSEOといった対策をすると効果が期待できます。

■UXの改善
UX とはECサイトの場合に当てはめて言うと、「お客様がサイトで買い物をしたときやお問合せをしたときに体験したこと」を指します。ですから商品ページのわかりやすさやスタッフの対応の早さなども全て含まれているというわけです。最近では多くの企業でUXを意識したサイト作成が注目されており、売り上げアップ効果が見込める手法と言えるでしょう。

具体的にはサイトマップを改めて考え直すことなどが挙げられます。アクセス解析の結果を参考に商品カテゴリーの見直しをおこない、お客様がどのようなキーワードで検索したとしても、スムーズに希望商品にたどりつけるようにしましょう。季節商品や売り出したい商品が目立つようにカテゴリー設定することも有効ですよ。

それから、トップページをターゲット層に対して適切に訴えかけられる設計にすることやランディングページ・口コミ・商品ページの見直しも大事です。他にも送料や返品についての記載などお客様が知りたい情報を挿入し、安心してお買い物してもらえる工夫をしましょう。

リニューアルにあたり新たに各種機能の検討をしてみるのも良いですね。買い物カートやCRM機能、メール配信など何が必要なのか、効率よく稼働し情報収集できる仕組みになっているのか、全体的に考えてみてください。

■コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、質の良いコンテンツをサイトに入れ込むことによって、サイト全体のSEO評価を上昇させる手法を指します。ブログやコラム記事などをサイトに挿入することが多いようです。挿入したコンテンツが検索結果の上位にあれば、そこからの流入でECサイトでの購入者増加が見込めます。

余裕を持った準備とインフラ環境の整備

リニューアルによってサイトの利用者を増やしていきたいわけですから、それ相応の設備が必要です。アクセスが増加すればサーバーへの負荷も大きくなります。それに耐えられるようなインフラ環境を整えるようにしましょう。

また、データの移行や全体的な作業は余裕を持って早めにおこなうと余計なミスなく進めることができます。リダイレクト設定を忘れるといった大きなミスも防ぐことができるでしょう。

リニューアルでURLを変更する場合には、前のURLにアクセスした人を新しいサイトに誘導する必要があります。そのための設定として301リダイレクトをしなくてはならないのです。この設定をしていないとお客様の取りこぼしにつながってしまいます。

最後に補足ですが、海外でも販売できるようにしたい場合には「別言語に対応したページのリンクを貼る」「性別や年齢を伺うような問い合わせフォームは避ける」といった注意点もあります。各国の文化や慣習を理解した上で、サイトを構築しましょう。なかなか骨が折れる仕事ですから、ECサイト構築会社に全てお任せしてしまうというのも一つの手ですね。

まとめ

システムの老朽化や機能の不足、アプリ・スマホ対応のためにリニューアルを検討している企業様は多いと思います。これまでご紹介したように、サイトリニューアルには目的設定や売り上げアップ、準備、インフラ整備などに関して多くの注意点がありますが、カスタマイズ性に優れたECサイト構築会社に依頼すると余計な手間をかけずに理想的なサイトを作成してもらえるのでおすすめです。

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