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担当者なら知っておきたい!ECサイト運営の用語集 あ~な行

公開日:2020/09/15  最終更新日:2020/09/16

ECサイト運営をするときに意外と大変な点が使用する用語が多いことです。特に初めてECサイトを運営しようと思っている方は、用語の意味を調べながらの作業はとても時間がかかります。そこで今回はECサイトを運営するときに知っておきたい用語を紹介します。数ある用語から「あ~な行」をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

【あ行】

まずは「あ行」から紹介します。

■アップセル

アップセルとは、「より高額な商品を勧める」ことであり、一人あたりの顧客単価を上げることです。常連の顧客や商品を検討している方に対して今よりも高い単価の購入を促す手法となります。例としては、パソコンなどのバージョンアップや、クレジットカードの無料会員から有料会員への促しなどが挙げられます。

■アドワーズ

アドワーズとは、検索サイトの検索結果に関連して自動的に表示されるインターネット広告のことです。「検索連動型広告」や「キーワード広告」とも呼ばれ、その検索キーワードに興味のあるユーザーへアプローチできるため、売上アップや集客などに繋がりやすい手法となります。例としては、グーグルサイトなどで検索したした際に一番上に表示される広告などが挙げられます。

■アフィリエイト

アフィリエイトは、インターネット広告の一つで、「成果報酬型広告」とも呼んでいます。サイトやブログに訪れたユーザーが、そこに設置されている広告から商品購入や登録などを行った場合にそこで生じた利益に応じて、そのサイトやブログへ成果報酬を支払うという仕組みです。

■オムニチャネル

オムニチャネルは、ネットや実店舗などすべてのチャネルを連携させて、より良い購買体験を提供し、顧客とのさまざまな接点から売上アップを行っていくことです。いつでもどこでも同じように購入できることで顧客にとって便利で利用しやすいサービスとなります。例としては、同じIDでネットでも店舗でも利用できることなどが挙げられます。

■アウトバウンド

アウトバウンドは、不特定多数のユーザーに対して、自動的に視界へ入るように商品やブランドのアピールを行うマーケティングのことです。テレビCMやWeb広告などもアウトバウンドの一つであり、プッシュ型とも呼ばれる企業側からの一方的な情報発信となります。

■アカウンタビリティ

アカウンタビリティは、説明責任や説明義務のことを示し、自分が担当していることや権限を持っている事柄に対して、利害関係のある人へ詳しく説明する責任、義務があることを意味します。また利害関係がある会社間への対応として、責任の追及や改善するための取り組み方法、事前に状況や内容を説明し、納得や理解を示してもらうことも意味します。

■アクセス解析

アクセス解析とは、サイト運営者がサイト訪問者の特性や行動を調査・分析すること、またはその機能を示します。Webサイトでユーザーに行ってほしい行動、いわゆるコンバージョンに繋がるより良いWebサイトにしていくことが目的となります。

■アクセスログ解析

アクセスログ解析とは、サイトにいつ、どのような検索ワードで訪れたのか、どこのサイトから誘導されたのか、どれだけ訪問数があったのか、サイト内をどう移動し、何を閲覧したのかなどのサイト訪問状況の記録を解析することです。顧客のニーズを知ることやサイト改善などを行いやすくなります。

■アドウェア

アドウェアとは、広告表示から収入を得るソフトウェアのことを示し、通常は無料のソフトウェアのことです。例としては、インターネット上でフリーソフトをダウンロードした後、広告が表示されるようになることなどが挙げられます。中にはインストール後の情報を不正に取得し、外部へ送信するようなスパイウェアなものもあるので注意が必要です。

■アドオン

アドオンは、もともとある機能に新しい機能を付け加えることを示し、「拡張機能」とも言われています。アドオンを使うことでソフトウェアなどをパワーアップさせることができ、より便利で快適に利用できるようになります。

■アドセンス

アドセンスは、「Google AdSense」が正式名称であり、クリック課金型のアフィリエイト広告のことを意味します。広告がクリックされただけで報酬が発生し、広告を掲載するコードを貼ることでGoogleが自動で広告を運んできてくれる上、無料で利用できます。

■アドネットワーク

アドネットワークは、ブログやサイト、SNSなどの広告枠をまとめているネットワークのことです。広告主はネットワークに加盟しているメディアへ一括して広告を配信できるため、効率よく広告配信を行うことができます。

■アルゴリズム

アルゴリズムは、問題解決のための手順や計算方法を示す言葉であり、一般的にはコンピュータを使い、プログラムで問題解決のための手順を表す言葉として用いられています。プログラミングには欠かせないものであり、効率よく処理を行うためのものとして使われる言葉です。

■アーンドメディア

アーンドメディアは、ユーザーからの信頼や共感を獲得するメディアのことを示し、パーソナルに情報発信をするブログ、ツイッターなどのSNSや口コミなどが該当します。ユーザーの評価や意見が直接、伝わるため、信用や評判を得るメディアとも言えます。

■EC化率

EC化率は、全ての商取引の中でEC、いわゆる電子商取引が占める割合のことを示します。

■インバウンド

インバウンドは、企業側が発信した情報などをユーザーに見つけてもらうことで、認知や購入を促すマーケティングのことです。アウトバウンドの対義語で、SNSや検索エンジンなどから自社サイトへ誘導することからプル型とも呼ばれています。

■インボイス

インボイスは、海外へ商品などの荷物を送るときに添付する必要がある書類のことで、商品や数量、料金など、インボイスを見ればその荷物がどこからどこに送られるものなのかなど荷物の詳細がわかるものになっています。

■ウェブ解析

ウェブ解析は、アクセスログ解析がもっと進化した形の解析方法で、サイト内のユーザーのアクセス数やページ内のアクセス分析などだけでなく、広告などのマーケティング効果の追跡やいろいろな分析をかけ合わせた高度な分析のことを意味します。

■ASP(アプリケーション サービスプロバイダ)

ASPは、インターネット上でアプリケーションソフトなどのサービスを提供する事業者やサーバーのことを示します。インターネット環境があればどこにいても利用でき、複数人が同時に利用することができるサービスの提供者です。

■ASPサービス

ASPサービスは、インターネット越しに遠隔でソフトウェアを利用させるサービスのことです。利用者は専用のソフトウェアなどをコンピュータに導入することで、ASP事業者が提供するソフトウェアを利用することができます。近年ではワープロソフトやプレゼンテーションソフトなどのオフィスソフトなどもASPサービス化がされつつあります。

■越境EC

越境ECは、国境を超えたインターネットの通信販売サイトでの電子商取引が行われることを示します。日本でも海外の商品をECサイトから購入することができるのは当たり前になりつつあります。

■エンゲージメント

エンゲージメントは、企業とユーザーとのつながりの強さや信頼感といった意味を持つ言葉で、交流度を図る指標とも言えます。例えばツイッターであれば、いいねやリツイート数、ページのリンクや画像のクリック数などがエンゲージメントの指標となります。

■オープンソース

オープンソースは、人間が理解しやすいプログラミング言語によって記述されたコンピュータプログラムであるソースコードを無料で公開し、誰でも自由に利用可能とする考え方のことです。ホームページを作成するときに用いられるワードプレスもオープンソースの一つです。

■オウンドメディア

オウンドメディアは、広い意味では自社が所有するメディアの総称のことを示し、自社ウェブサイトやツイッター、ブログ、自社発行のカタログやパンフレットなどが挙げられます。日本では、企業が運営するブログ形式のWebメディアを意味することが多いです。

【か行】

次は「か行」を紹介します。

■キュレーション

キュレーションは、インターネット上の情報を選んで収集し、まとめて整理することを示します。また収集した情報を分類し、編集することで新しい価値を生み出し、共有することを意味します。

■グーグルアナリティクス

グーグルアナリティクスは、グーグルが提供するアクセス解析ツールのことを示し、基本的には無料で利用できます。導入した日から利用者の訪問状況、流入経路、行動パターンなどのデータを把握することができます。

■クロスセル

クロスセルは、「別の商品も同時購入してもらう」ことを意味し、アップセルと同様、一人あたりの客単価を上げることです。商品購入を検討している方に対して、付随する商品を勧めてセット購入を促す手法となります。例としては、スマートフォンの購入の際に画面を保護するシートを勧めることや車の購入の際にカーナビを勧めることなどが挙げられます。

■コーディング

コーディングは、コンピュータ言語でコードを書くことを示し、コンピュータが理解できる言葉で指示や命令を出すことを意味します。コーディングはプログラミング作業の一部となり、プログラミング言語でソースコードを作成することです。言語はHTMLやCSSなどを主に使用します。

■コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは、ユーザーが知りたい内容や関心のある内容に対して、関係性の高い情報を提供し続けることで、見込み客を惹きつけ、購買意欲を高めていくことで、最終的な収益につながる行動をとってもらうための一連の手法のことです。有益な情報をユーザーに届け続けることでファンになってもらい、購入や利用に繋げる手法になります。

■カートシステム

カートシステムは、ネットショップの注文処理を行うソフトウェアサービスのことを示し、注文の受付・記録、送付先・配送方法、決済方法・機能、売上管理・分析機能、フォローサービスなどの役割を果たすものです。種類は3つあり、自社専用にカスタマイズできる「パッケージ型」とネットに公開されている無料のソフトを用いてカスタマイズする「オープンハウス型」、カートシステムを単体で購入するのではなく、あらかじめカートシステムがセットになっているシステムを利用する「ASP型」があります。

■購買率

購買率は、ECサイトに訪れたユーザーが実際に商品を購入した割合のことを示し、コンバージョンやコンバージョン率とも呼ばれ、「購買率=購入数÷訪問者数×100」となります。購買率は業界によっても異なりますが、ECサイトでは2%を目標とすることが多いです。

■コンバージョン(CV)

コンバージョンは、Webサイトにおける最終的な成果のことを示し、ECサイトであれば商品購入、自社サイトなどで紹介する商品やサービスに関しては資料請求や問い合わせ、情報提供サイトなどでは会員登録やメルマガ登録などが当たります。

■開封率

開封率は、ユーザーに対して送信されたメルマガがどれくらいの割合で開封され、読まれているのかを示します。「開封率=開封数÷有効な送信数」となります。

■カスタマイズ

カスタマイズは、自分専用や自社専用、自分流にシステムや機能などを作り換えていくことを示します。

■カテゴリーキラー

カテゴリーキラーは、特定の商品分野において圧倒的な品揃えと価格の安さを武器にする小売業態のことを示します。カテゴリーキラーが進出すると、百貨店や競合店が太刀打ちできなくなり、撤退や縮小に追い込まれることからもこう呼ばれる理由となっています。

■基幹システム

基幹システムは、経営の基幹を担うシステムの総称のことを示し、在庫管理や生産管理、購買管理など企業活動の根本的な部分を支えるシステムのことです。

■キャッシュフロー

キャッシュフローは、一定期間内のお金の流れを意味し、現金の収支のことを示します。お金の流失をキャッシュアウトフロー、流入をキャッシュインフローと呼び、それらを掛け合わせたもので、実際に得られた現金の収入から外部への支出を差し引いて手元に残るお金の流れのこととなります。

■クーリング・オフ

クーリング・オフは、ある一定の契約に限り、一定期間内であれば無条件で申込みの撤回や契約の解除ができる法制度のことです。いったん申込みや契約を行った後でも、もう一度考えることができるように定められた制度となります。

■クラウドソーシング

クラウドソーシングは、インターネット上で企業が不特定多数の人に業務を発注する業務形態のことを示します。発注する企業側は、必要があるときにピンポイントで業務の外注ができます。

■クラスター分析

クラスター分析は、多くの異なる情報の中から情報の関連性を明らかにし、似た者同士に分類する分析方法のことを示します。性別や年齢層などの外的基準がはっきりしているものではなく、アンケートや購買データなどから顧客層の特性分けや店舗の取扱商品の構成を分析するときなどに利用される分析方法です。

■クリック数

クリック数は、ある特定の期間内にWeb上の広告やリンクなどがクリックされた回数のことを示します。そのため、そのページに興味を示しているユーザーの数と見ることができるので、多いほど価値が高いと考えられます。

■景品表示法

景品表示法は、ユーザーが良い商品やサービスを安心して選べる環境を守るための法律となり正式名称は「不当景品類及び不当表示防止法」です。商品・サービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行うことを厳しく規制し、過大な景品類の提供を防ぐために景品類の最高額等を制限しています。

■検索エンジン

検索エンジンは、インターネット上の情報を検索する機能やプログラムのことを示します。キーワードを入力し、関連性の高いサイトや画像を探し出し、一覧にしてくれるシステムのことです。

■検索クエリ

検索クエリは、ユーザーが検索するときに打ち込んだキーワードや言葉、フレーズのことを示します。ユーザーが商品を探すときの言語となります。

■コアコンピタンス

コアコンピタンスは、企業の中核となるビジネスの強みのことで、他社にはない優れた技術や能力のことを示します。ユーザーに対して何かしらの利益をもたらすことができる能力や、競合他社に真似されない、真似されにくい能力、さまざまな市場や製品にアプローチできる能力を満たすものは大切な条件となります。

■コーポレートガバナンス

コーポレートガバナンスは、企業の不正や不祥事を防ぐために、社外の管理者によって経営を監査する仕組みのことを示し、日本語では企業統治と訳されます。社外取締役の設置や社内ルールの明確化などが具体的な取り組みとして挙げられ、例えば株式会社であれば経営者や役員は株主のために企業経営を進めているため、それを監査する仕組みと言えます。

■個人情報保護法

個人情報保護法は、個人情報を取り扱うときのルールを定めた法律のことで対象者は、個人情報をデータベース化して事業に利用している事業者すべてとなります。個人情報とは生存する個人に関する情報の中で、特定の個人を識別できる情報であり、個人情報の適正な取り扱いにより、利用者や消費者が安心できるように定められた法律となります。

■コストパフォーマンス

コストパフォーマンスは、投資した費用とそこから得られた成果との対比を示し、費用対効果とも呼んでいます。コストに対してのパフォーマンスレベルを指し、料金や労力に対する満足度に使われる場合が多いです。

【さ行】

次は「さ行」を紹介します。

■ステルスマーケティング (ステマ)

ステルスマーケティング (ステマ)は、ユーザーに宣伝や広告と表記せずに隠し、中立的な立場を装って良い口コミや良い評判を行う行為のことを示し、やらせやサクラなどとも呼ばれています。手法は大きく分けて2つあり、一般のユーザーを装い、従業員や金銭を受け取った人が商品を紹介することや、芸能人やインフルエンサーなど影響力のある人や場所を使って商品を紹介させ、金額を支払う方法です。

■セット率

セット率は、顧客一人あたりの平均購入点数のことを示します。顧客はどのような買い物をする傾向があるのかを知るための指数となります。

【た行】

次は「た行」を紹介します。

■直帰率

直帰率は、自社サイトに訪れたユーザーのすべてのセッションの中で1ページしか見ずにそのままサイトから退出してしまったユーザーの割合のことを示します。例えばあるページの閲覧数が100で、その中で閲覧をスタートしたユーザーのうち、直帰したユーザーが70ならば直帰率は70%となります。

■転換率 (CVR/コンバージョンレート)

転換率 (CVR/コンバージョンレート)は、ネットショップの訪問客数、いわゆるユーザーのアクセス数に対して商品が売れる確率のことを示します。主にユーザーからの商品購入や予約、申込、資料ダウンロード、お問い合わせなどが該当し、企業の業績アップに大切な指数となります。

■ドロップシッピング

ドロップシッピングは、ストアやショップが在庫を持たなくてよい小売の発送方法のことです。ユーザーからの注文に伴い、ストアやショップではなく製造元や卸元が直接、購入者の元へ発送してくれます。そのため、商品の仕入れをすることなく、自身でECサイトやショップを開くことができます。

■トラッキング

トラッキングは、「追跡」を意味し、サイトを訪れたユーザーのネット上での行動を追跡し、記録することを示します。どのような経路で、どのようなページを閲覧し、購入に結びついているのか、あるいは結びついていないのかなどを分析することで売上に関する指標を分析することができます。

【な行】

最後に「な行」についてです。

■ナビゲーションメニュー

ナビゲーションメニューは、サイト上の上部やサイドバーに並んでいるリンクのことで、Webサイトの目次のことを示します。各コンテンツページへすぐに飛べるページがあるとユーザーにとっては利用しやすいサイトになります。

まとめ

今回は、ECサイト運営の用語集「あ~な行」を紹介してきました。聞いたことのある用語や知っている用語、または初めて知る用語もあったことと思います。今後、ECサイトを運営する上で何かの参考にしていただければ幸いです。そしておすすめのECサイト構築システムもランキング形式で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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