サイトのリニューアルや運用効率を上げたい方必見!おすすめのECサイト構築システムの最新情報を比較形式でご紹介!

ECサイト構築は顧客管理の自由度まで求めるべき!

公開日:2020/04/01  最終更新日:2020/04/10

ECサイト構築をする為に、ECシステムを選ぶ場合に重要すべきポイントは幾つかあります。実店舗によりも運営コストが大幅に小さい点はメリットと言えますが、展開したい事業の規模によっては向いているシステムとそうでない物があるからです。そこで今回ECサイトとECシステムの基本と顧客管理の自由度等、外せないポイントについて紹介します。

ECサイトの基本情報とは?

ECサイトとは、ネット上で商取引をするサイト全般の事を指します。電子取引ことイーコマースを略してECサイトと呼んでいると考えておきましょう。実店舗の様に人件費や設備管理費等が最低限で済み、低コストで運営出来る為に利用する人が急速に増加しています。

現在は2つのサイトのタイプがあり、多くの企業が出品するショッピングモールの様な運営のモール型と、自社でECサイト構築をする自社ECサイト型がその内訳です。メリットとデメリットがあり、モール型の方は認知度が高い為に集客率が高くなりますし、ECサイト構築をする為にECシステムを選抜する手間が掛かりません。

ちなみに現在主流のECシステムは4つありますが、特徴を把握するには相応の時間が必要です。販促企画も沢山あるので気軽という事も外せないメリットと言えます。ですが、その代わりに他社競合の問題や顧客管理の自由度が低い事がデメリットになります。情報の大元はモール運営側が持っているので分析が出来ませんし、モール運営側に利用料を支払う必要も出て来ます。

それに対して、自社ECサイト型は収益率が高く、顧客管理も自社で出来る為自由度が大変高くなるのがメリットになり、デメリットは認知度の低さやECサイト構築の為に一定以上のネット知識が必要になる事です。

会社の事情によって変わる部分も多いですが、今後事業を展開していく上で顧客管理が自由に行えて、情報の分析が出来るかどうかは、最重要と言っても過言ではありません。そういった点を鑑みるならば、知名度を得るまではモール型を利用して、ある程度のノウハウが蓄積された時点で自社ECサイト型に移行するのも1つです。

ECシステムの基本情報を教えて!

ECサイト構築の為に必要なECシステムは、現在ASPとオープンソース、パッケージとフルスクラッチで合計4つが出回っています。それぞれにメリットとデメリットがありますが、選抜の際のポイントは機能と費用と期間の3つと考えておきましょう。

顧客情報の管理の自由度もこの範疇に入ります。それぞれの留意点ですが、機能面ではどんな機能が必要なのかという点と、サイトを何処までカスタマイズしたいのかという点の2つに絞って考えます。最低限必要な物としては、決済機能とショッピングカート機能、受注管理とセキュリティの4つです。

決済機能は出来るだけ複数の方法での決済が出来る事が望ましく、利便性が高くないサイトでは顧客は他所へ流れてしまいます。ショッピングカート機能に付いても同様で、金額や購入物の内容が即分かる事が望ましいです。

受注管理については、素早い発注やキャンセル対応等の顧客管理とも密接に繋がる点であり、此処を分析する事で多くの情報が得られますので、自由度が高い設定の物を探す必要があります。セキュリティについても、店舗の信頼に関わる最重要ポイントです。個人情報保護を徹底出来る様な製品を厳選しないといけません。

費用については、初期投資費用以外に、3年~5年後にはサイトリニューアルの必要が出る事を考慮して選抜します。昨今のIT技術の革新は目覚ましい物があり、現在の技術が新しい物に入れ替わるまでの速度はかなりの物があります。その事を意識した場合には、更新も織り込み済みにしないといけません。

その見当が終わった時点で、後は導入までの期間を検討する事になります。モール型やASP以外では基本的に数ヶ月は掛かると思っておきましょう。

業界の動き等、意識しておくべき点は?

2009年~2018年で、ネット通販は大きく拡大しました。10代~60代程の伸び率が目覚ましく2010年には総売り上げが7兆円だったのが、2018年には17兆円を超える巨大市場へと変貌しています。

食料や家電製品や生活雑貨等の物販系が9兆円規模になっており、これにはスマホ普及率が70%以上になった事も大きく影響しており、こういった現状を考えるならばネット通販でも実店舗と同じ様にしっかりしたマーケティングを行った上で営業戦略を立てる必要が出て来ています。

ネットショップでは、人件費や設備費が最低限で済む代わりに、情報収集については労力を惜しまない方が良いという事とも言えます。昨今、UXという言葉が流行っていますが、これは「1つの商品を通じて得られる体験」という意味で、ネットの普及で他社競合も激しくなっている現在、少しでも顧客目線に立ったサービスが出来るかどうかが、今後の成否に大きく響く様になってきている事の裏返しでもあります。

SNSの利用やシェアボタン等をサイト内に設置してあるケースも珍しく無くなっていますが、そういったネット社会の中で活動する自社が現在どういった評価を受けているかを知る正確な手掛かりともいえる顧客管理の情報は、やはり自社が自由に使える様にしておいた方が多くの点で都合が良いです。

日本のECサイト業界は現在進行形で拡大を続けており、伸び代も大きいとされていますので、そういった点も意識しつつ、モール型や自社ECサイト型の決定やECシステムの活用を考えてみる事をお勧めします。

 

スマホ普及が70%を超え、ネット通販市場が急拡大を続けている中で利益を出すECサイトを立ち上げるのでしたら、顧客管理情報は自由に使えた方が望ましいです。実店舗を運営していた時と同じくマーケティングの必要があるとも言えます。

その為にはECサイトのタイプや構築システムの特徴を把握しつつ、自社にとって最適な物を選ぶ必要があります。時間をかけて、1つずつメリットとデメリットの把握に努める事をお勧めします。

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