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担当者なら知っておきたい!ECサイト運営の用語集 は~わ行

公開日:2020/10/15  最終更新日:2020/09/16

ECサイトの運営において知っておくと便利な用語集を紹介します。ここでは「は~わ行」とし、ピックアップした用語をお伝えしていきます。ECサイト運営の準備や勉強にぜひ役立てていただけたら幸いです。

【は行】

まずは「は行」について紹介します。

■バナー

バナーは、Webページ上で他のWebサイトを紹介する役割の画像のことを示します。リンク付きの画像を表示し、クリックするだけでWebページに移動する仕組みになっています。

■フッター

フッターは、Webページの下部領域であり、特定の用途で利用され、定型文やリンクを貼ることなど、サイトの閲覧支援機能を設置するための領域となっています。一般的なフッターは、コンテンツを読み終えるときにページ下部に表示されてくる領域のことを示し、基本的には全ページに表示されます。

■フルフィルメント

フルフィルメントは、ECサイトや通販販売において商品が注文されてから購入者へ商品が届くまでの一連の必要な業務全般のことを示しています。業務の詳細は、受注から梱包、在庫管理、発送、受け渡し、代金回収までを意味しています。

■ヘッダー

ヘッダーは、Webページの上部領域であり、閲覧するコンテンツが表示されることやリンクを貼ることなど、フッター同様、サイトの閲覧支援機能を設置するための領域となっています。Webページを目立たせることやブランドイメージを訴求することが主な役割となり、フッター同様、全ページに共通して表示される部分となります。

■ページビュー

ページビューは、ユーザーがWebページを表示した回数のことを示し、同じページであってもカウントされます。Webページがどれくらい閲覧されているのかを知るための最も一般的な指標の一つになっています。

■ペルソナ

ペルソナは、企業や商品の典型的なターゲットの顧客像のことを示し、マーケティングで活用される概念です。年齢や性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、ライフスタイルなど、詳しくより深い人物設定を行い、ターゲット層を表現することで商品開発や販売方法の方向性を統一していく手法です。

■ファーストビュー

ファーストビューは、Webサイトを表示したときにスクロールせずに見える範囲のことを示し、ユーザーがそのWebサイトに滞在するのか離脱するのかに影響を与える大切な部分になります。

■フリーミアム(Freemium)

フリーミアム(Freemium)は、フリー(無料)とプレミアム(割増料金)を合わせた造語であり、基本的なサービスや製品は無料で提供し、高度な機能や特別な機能においては課金する仕組みのビジネスモデルのことを示します。認知拡大がしやすく、多くのユーザーに体感してもらうことができるなどのメリットがあります。

【ま行】

次に「ま行」について紹介します。

■マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションは、顧客開拓におけるマーケティング活動を可視化し、自動化するツールのことであり、業務の効率化や生産性の向上を図ります。見込み顧客の情報を管理し、見込み顧客とのコミュニケーションによって成約の見込み度を高めて営業プロセスに引き渡すための仕組みを自動化するデジタルツールのことです。

■マーチャンダイジング

マーチャンダイジングは、ユーザーの要求や要求に適した商品を適正な価格やタイミング、場所、数量などで提供するための企業活動のことを示します。商品計画や商品化計画を意味し、ユーザーへ商品を購入してもらうために商品の企画や価格設定などを戦略的に行う活動のことです。

■マトリクス

マトリクスは、母体や基盤のことを意味し、マーケティングではマトリクス図の意味を持つことが多いです。特定のテーマや内容について細かく掘り下げるときに、関連する情報を縦軸と横軸に分類し、相関関係やポジショニングを知ることができるため、情報整理に利用されます。

■ミドルワード

ミドルワードは、検索回数が多いビッグキーワードと検索回数が少ないスモールワードの中間に位置する検索回数を持つキーワードのことを示します。検索数や競合数ともにある程度のボリュームがあるキーワードとなります。

■ミラーサイト

ミラーサイトは、インターネット上で公開されている、元となるWebサイトのすべて、または一部と同じ内容を持つWebサイトのことを示し、重複コンテンツやミラーページとも呼ばれています。目的は、アクセスの集中を防ぐためや、国内外などの距離によるダウンロードの遅延などを防ぐためです。

■メール広告

メール広告は、インターネット上でEメール(電子メール)の形式でユーザーに送られる広告のことを示し、テキスト形式とHTML形式があります。メルマガなどの記事内に広告文スペースを設置するメールマガジン型とダイレクトメールとして全文広告を配信するダイレクトメール型があります。

■メタタグ

メタタグは、記事コンテンツの情報を検索エンジンやブラウザに伝えるための情報タグのことで、htmlファイルのheadタグ内に記述するため、ユーザーが目にすることは基本的にはないタグになります。文字化けを防ぐことやスマホやタブレットからでも最適なページをユーザーに見てもらうこと、SEO対策のためなど、複数の属性や属性値を指定することでwebページのさまざまな設定や情報を検索エンジンのクローラーに伝えることができます。

■モール

モールは、いくつかのネットショップが一つのサイトにまとめられているECサイトのことを示し、インターネット版の百貨店やショッピングモールのようにさまざまな商品を販売しているECサイトのことです。

【や行】

次に「や行」について紹介します。

■ユニークユーザー

ユニークユーザーは、一定の期間内に特定のWebサイトに訪れた人の数を示し、UUやUU数、訪問者数と表記されることもあります。例えばAさんとBさんが1か月の間にそれぞれ3回ずつWebサイトへ訪れた場合のユニークユーザーは2人になり、何人がWebサイトに訪れたのかを確認できる指標となります。そのため、ユニークユーザーが増えることはファンの人数が増えたとも言えるでしょう。

■UX

UXは、「User eXperience(ユーザーエクスペリエンス)」のことで、ユーザーがひとつの製品やサービスを通して得られる体験のことを示しています。例えばWebサイトが見やすいことや商品の注文後、すぐに届いたことなど、サービスを利用する中でユーザーが感じたことすべてがUXとなります。

■ユーザーオリエンテッド

ユーザーオリエンテッドは、「顧客第一主義」を意味し、お客様目線になって考えることを示します。ECサイトであれば、ユーザーが使いやすいネットショップを作れているのかを考え、実行していくことなどが挙げられるでしょう。

■ユーザーエクスペリエンス

ユーザーエクスペリエンスは、UXと同義です。

■ユーザインターフェース

ユーザインターフェースは、ユーザーとコンピュータの間で情報をやりとりするための仕組みのことを示し、ユーザーの指示をコンピュータに伝えることや、コンピュータからの出力結果をユーザーに伝えるためのソフトウェアやハードウェアの総称となります。コンピュータの使いやすさはユーザインターフェースで決まると言っても過言ではないでしょう。

■ユーザビリティ

ユーザビリティは、ターゲットユーザーにとってそのWebサイトの使い勝手の良さを示す指標であり、ものが持つ品質的な特性のことを意味します。ユーザビリティの主な要素としては、効率性や操作方法が一度で理解できる学習のしやすさ、閲覧履歴などの再び利用するときにすぐ使用できるようになっているかの記録のしやすさ、エラーの発生率を低くすること、ユーザーがシステムを快適に使えるかなどの満足度が含まれます。このようなユーザビリティを高くすることでリピーターになってもらうことが目的となります。サイト上のデザインを考える上で大切な指標となるでしょう。

■UU

UUは、ユニークユーザーと同義です。

【ら行】

次に「ら行」について紹介します。

■ライヴコマース

ライヴコマースは、インターネット上で生放送の動画を配信し、その動画内で商品やサービスを紹介し、販売できる方法のことを示します。視聴者はリアルタイムで出品者や配信者にコメントや質問ができ、コミュニケーションを取りながら商品やサービスのことを理解した上で購入できる新しいスタイルの販売方法となっています。人気インスタグラマーや芸能人による商品紹介なども多く、動画を見ながら商品を購入できるため、より購買意欲の向上に繋がる手法となります。

■ランディングページ(LP)

ランディングページ(LP)は、広い意味では検索結果やWeb広告などを通してユーザーが最初にアクセスするページのことを示し、訪問者が最初に着地するページのことを意味します。しかし狭い意味では、集客に特化した1ページとなり、問い合わせや資料請求、注文を増やすための独立したページを意味します。ECサイト運営では狭い意味で使用することが多く、例としては検索結果では公式サイトへ、Web広告からは購入先や問い合わせなどのランニングページを設定することとして使われています。

■リードタイム

リードタイムは、工程に着手してから完了までにかかる所要時間を示し、ECサイトでは商品を注文してから届くまでに必要な日数のことを意味することが多いです。つまりは、最短納期のことを示しています。

■リードナーチャリング

リードナーチャリングは、見込み客の育成を意味し、メールなどの継続的なコミュニケーションを通してなどの段階的なアプローチから購買意欲を高め、自社サービスや商品の顧客になってもらうプロセス管理のことを示します。

■リスティング広告

リスティング広告は、Webプロモーションの一つで、ユーザーがあるキーワードを検索したときにその結果に連動して表示される広告のことを示します。「検索連動型広告」や、広告枠があるパートナーサイトにバナーやテキストなどの広告表示できる「コンテンツ連動型広告」とも呼ばれています。その広告がクリックされると費用が発生し、日本ではグーグル広告やヤフー広告が代表的な例でしょう。

■リターゲティング広告

リターゲティング広告は、1回以上自社サイトに訪れたことがあるユーザーに絞ってターゲティングができる広告のことで、そのユーザーに対して広告を配信することを示します。より自社に興味があるユーザーへピンポイントにアプローチできることになります。

■リダイレクト

リダイレクトは、Webページに訪れたユーザーを別のURLに自動的に誘導や転送するための仕組みのことを示し、リニューアルなどで旧ページから新ページに転送したいときなどに使います。

■リテンションマーケティング

リテンションマーケティングは、一度サービスや商品を購入してくれた既存顧客によるリピート購入の促進活動に特化したマーケティングのことを示し、既存顧客との関係を良好に保ちながら売上を拡大していく方法となります。充実したアフターサービスの提供や、既存顧客だけのキャンペーンの実施などさまざまな施策を行っていくことで、自社ブランドの興味や関心を継続的なものにしていくことが目的となります。

■リピート率

リピート率は、1回以上自社の商品を購入したことがある顧客が再び購入する「リピート購入」をしたことがある顧客の割合のことを示します。例えば200人の顧客がいて、1年間で2回以上購入した顧客が20人いたならば、リピート率は20%になります。

■リファラー

リファラーは、ユーザーがあるWebページに訪れる前に経由したWebページのことを示し、直前にどこのWebページを見ていたのかの参照元のページを意味します。例えばグーグルで検索してAページに訪れたとしたならば、Aページのリファラーはグーグルということになります。

■リレーションシップマーケティング

リレーションシップマーケティングは、顧客一人ひとりを把握することを前提とし、顧客との関係を長期的、継続的に築いていくことで良好な関係を維持し、リピート購入など企業の利益を最大化するためのマーケティング手法を示しています。一時的な売上ではなく、顧客との継続的な取引から顧客の信頼や愛着を得て、リピーターへ繋げていきます。

■レコメンド

レコメンドは、おすすめを意味し、ユーザーの好みにあった商品を勧めるときに使われます。ECサイトでは過去の購入履歴や閲覧履歴などから関連する商品をユーザーに提案するように設計し、収益率の向上と離脱率の低下を目的としています。

■レビュー

レビューは、会社や商品、サービスなどの口コミや評判、評価のことを示します。またシステム開発や裁判などにおいては再調査や再検討を意味します。

■ロイヤリティ

ロイヤリティは、忠実心や忠誠心を意味し、ユーザーの企業や商品などに対しての信頼や愛着の高さなどを示しています。ECサイト運営では、企業、いわゆるブランドのロイヤリティを高めることでECサイトのロイヤリティが向上することに繋がります。

■ローンチ

ローンチは、新しい商品や新サービスを世に出すことを示します。新商品や新サービスをスタートさせるときなどに使われます。

■ロングテール

ロングテールは、ECサイトでの販売において起きることが多い現象で、売れ筋である人気商品の売上よりも、そこまで人気ではない商品群の売上合計が上回る現象を示します。物理的な制約が多い小売店に比べ、Web上に大きな売り場を持つインターネット環境だからこそ起きやすい現象となり、人気商品に依存することなく収益を上げることができるビジネスモデルです。

【わ行】

最後に「わ行」について紹介します。

■ワイヤーフレーム

ワイヤーフレームは、Webページのレイアウトを決める設計図のことを示し、Webページの完成イメージを見える化したものです。ページ内に、「なにを、どこに、どのように」配置するのかを明らかにし、デザインの制作に入る前に情報ブロックの配置を決めることで、Webページに関わる全員が完成イメージを共有できます。サイト制作においては必ずと言ってよいほど出てくる単語であり、欠かせない要素となります。

■ワントゥワンマーケティング

ワントゥワンマーケティングは、顧客一人ひとりに合わせたマーケティングという意味であり、顧客それぞれの興味や関心に合わせたマーケティングを行うことを示します。行動履歴や購買履歴などから、顧客一人ひとりに異なるクーポンの配布やメール配信などを行うことで、リスポンス率を高めることに繋がります。

まとめ

今回は、ECサイト運営の用語集「は~わ行」を紹介してきました。このようにして並べてみるとECサイト運営に必要となる言葉はたくさんあり、マーケティングにおいて役立つ用語も多くありました。用語集は「あ~な行」も紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてみてください。そしておすすめのECサイト構築システム会社もランキング形式で紹介しているので、よかったらチェックしてみてくださいね。

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